舛岡尚選手インタビュー

移籍後初のバレル発売おめでとうございます。
舛岡選手は以前から「どんな人でも投げられるバレル」をコンセプトとして製作されていますね。
今回最も意識した点はどのような部分でしょうか？

最近、長めのストレートバレルが流行っていますが、単純にトルピードの方がダーツを飛ばすという点においては投げやすいと個人的には思う事があります。（もちろん使う方にもよりますし、ストレートバレルがダメという事ではありません。いずれは自分もストレートを投げたいと思っております。）

特に、初心者の女性の場合、盤面に届かない事も多々見かけるので、「腕を振れば飛んでいく」そんなバレルを目指しました。

また触った時のフィット感も重視しているので、ステアカットとリングカットを使う事でダーツを持った時に指にフィット感を得られると思います。

スペックを見ていきましょう。
2BAとNo.5が 全長42mm、最大径7.5mm、重量18.0g。
スティールが全長42.8mm、最大径7.5mm、重量22.0g。
製作過程でのご苦労があれば教えてください。

スペックは前メーカーで使っていた自分のモデルで現在のところ1番自分が投げやすい長さをそのまま引き継いで採用しました。

最大径は以前に比べて1mm太くし、球体の物を投げる様なイメージをしました。

STEELに関しては、自分が望む重さを出す為には全長が足りなかったので約1mm伸ばしてもらいました。

one80は選手の意見を尊重して作ってくれるので、バレルの製作工程では特に苦労した部分などなくスムーズに完成に至りました。

今回採用したカットについて教えてください。

自分は親指の腹でしっかりとバレルの後方部を支えるグリップです。
今回はメインカットにステアカットを採用し、リングカットよりも指当たりと抜け感がスムーズになっています。

また、one80の刻印ロゴ前の窪み部分は、前持ちの方にはダーツを持つ時のマークとなればいいなと思います。

商品名「volcan（火山）」にピッタリな鮮やかなレッドコーティングが目を引くバレルになりましたね。

自身のユニフォームのカラーが赤なのと、自分のダーツのストロングポイントは爆発力だと思っているので、合わせてイメージしました。

休火山にならない様にもっと頑張ります（笑）

2020年度のJAPANはオフシーズンとなってしまいました。
試合会場などでみなさんとお会いできないのは残念ですね。ひとこといただけますか？

今みなさまとても大変な時期だと思いますが、こんな時だからこそ出来る事もあると思いますので、ぜひみんなで乗り越えていけたら良いなと思っております。

今回のバレルはカラーリングもとてもキレイですし、ぜひ一度お手に取って頂ければ嬉しいです！！

みなさまよろしくお願い致します！

舛岡選手、貴重なお話をありがとうございました。

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