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S−DARTS PLAYERS 2022
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KTM.
審査委員長
バレルデザイナー兼トーナメントプロデューサー。 TripleightやASTRA DARTSなどのバレルデザインを手がけ、 大ヒット作を次々と生みだす。 また、独自の鋭い視点から展開される商品インプレッションは、 業界関係者からも定評がある。 さらに、自身が主宰するSchool Of Dartsでは有名選手を多数輩出し、 現在もDeepit LABOで講師を務める。 まさしく「ダーツ界のオーソリティ」と呼ぶにふさわしい人物。
KTM. Comment
バーニーのモデルですけど、これは形状が非常に良いよねぇ。 全長50mmと聞くと長く思われるけど、ちゃんとテーパーが掛けられているので、そんなに長くは感じないしコントロール性も良い。
今年出たストレートの中で、「ただのストレートではない」っていうところが評価した部分。 ハイブリットストレートという、新たなジャンルを開拓した感じがGOOD。
純粋なトルピードとしての完成度がとにかく高い。これぞ今の時代の形なんだなと感心しましたねぇ。 投げやすいのはもちろん、オールドファンにもかなり評価されるんじゃないかな。
日本のストレートバレルの中で、追随を許さなかったモデルのバトラスモデル。 今までどのストレートでもこのバレルの使いやすさと万人向けには敵わなかったからね。
これは、元から使いやすいバレルがどんどん良い方向に進化している。 最大径7.8mmという太さが手を大きく使ってしまう原因にならなければ安心して持てるバレル。
全く奇を衒わず、数値もど真ん中って感じで初心者からプロ選手まで使えるモデルって結局はこういうもの。迷ったときに基本に戻るとしたら、こういうバレルでしょうね。
この長さのバレルを使用する人の多くは3フィンガーなので、センター部分からキュッと先端に向けて絞ってくれている。 トルピードってなかなかなかったんだよね。これはグリップディスタンスが広がらずに良い位置でグリッピング出来るモデル。
色々なセッテイングに対応できるモデルとしては一番良い数値に近いんじゃないかな? カット配置もいいし、長く使えるバレルとして重宝されると思う。
値段的には高価なものになるけど、形状やフィニッシュには非常にこだわったモデル。スッとグリップ位置も決まるし、ゼロシリーズなので使うほど馴染むから結果的にリーズナブルなのかも。
良い意味でクセのないモデルなので、取り扱いがしやすいモデルだと思う。素直に飛んでくれるので、力が逃げにくくてちゃんと高さと抜きやすさが両立している。
総評
ストレートが流行っている割には、目新しさが欠けた一年だったかなぁと思います。 突然のストレート再熱で、よかったストレートもあるんだけど、今風感が感じられなかったかな。 それよりも、ストレート人気に隠れてと言ってはおかしいけど、なかなか先端を行ったバレルがストレート以外で出た年だったと思います。
過去の受賞作品
KTM. Comment
バーニーのモデルですけど、これは形状が非常に良いよねぇ。
全長50mmと聞くと長く思われるけど、ちゃんとテーパーが掛けられているので、そんなに長くは感じないしコントロール性も良い。